2009年11月11日 (水)

LGA1156版Core i(Lynnfield)の最大の特徴はPCI-Express搭載 Larrabeeはコプロセッサ

Lynnfieldの最大のトピックは、PCI-ExpressのIOの搭載だ。
それによってLarrabeeをコプロセッサとして、利用可能になる。

予測すると、以下のようになる。

・AMDのTorrenzaと同様に、CPUのPCI-Expressに直接Larrabeeをつなげることで、スケーラブルにパフォーマンスの向上が可能
チップセット経由で発生するレイテンシをなくせるしね。

・一つのLynnfieldに、複数のLarrabeeの接続も可能
PCI-Expressのレーン次第だが、可能だよ。
SLIのように、Larrabee間もPCI-Expressで接続か?

・Larrabeeのコプロセッサ利用
OpenCLやDirectXのアクセラレータとしてLarrabeeを使うと、CPUの負荷分散が可能。

影響が大きいのは、Windows7のDirectX11利用。
WDDM1.1によりGDIによる画面描画をLarrabeeで行える。
そうすると、遅いAtomでも、Larrabeeを使えば大きな画面で快適にWindows7を使える。
しかもWDDM1.1なら共有メモリ上のバッファも使用しないからメモリの負担も軽い。
なので、LarrabeeがDirectX11に対応するか否かはとっても大事なのだ。

しかしIntelは、常にAMDの技術構想に沿っていく。
メモリコントローラーを入れたNehalemは、Phenomとまったく同じ構造だし。
TorrenzaやHypreTransportはすごいね。

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2009年11月 3日 (火)

Cell、Fermi、Fushion、Larrabee、勝者はどれだ

前回前々回をまとめた評価をしよう。

1.Cell
(1)性能向上力
如何せん、生産数が少ない。だから最初は圧倒的な性能だったが、生産数の多いATIやnVidiaに抜かれてしまった。
ちょうど、PA8000、R10000など、Pentiumより高性能だったRISCが、生産数の差で抜かれたことと同じ。
(2)開発環境
早くローンチしたメリットを活かせなかった。これは完全にSCEのミス。
OpenCLへのコミットも足りない。
プロセスルールやアーキテクチャ、ソフトウェア環境の改善といった、Cell全体をプロデュースするリーダーは誰なのか。クタラギ社長がいればこうはならなかった。

2.Intel
(1)性能向上力
生産数は多いがほとんどG45や945GSEで、高性能なベクタ演算はLarrabeeを見てみないとわからない。
しかしMCMのGPUの演算能力が、ディスクリートを超えるとは思えない。
ただ、Intelの強みは、ダントツブッチギリのプロセスの微細化能力である。
32nmから22nmとプロセスルールの微細化で性能を上げていくだろう。ある意味、壮絶な力押し。
(2)開発環境
Intelは開発環境をうまく整える能力が高い。
OpenCLへのコミットメントを強めることにより、開発環境の改善と普及が見込まれる。CUDAを駆逐する可能性は高い。
でもHPCはItaniumの分野だよん。
本当にIntelはx86以外のアーキテクチャにことごとく失敗してきた。i860、i960からね。911から脱却できないポルシェのようだ。

3.nVidia
(1)性能向上力
アーキテクチャをハイエンドからローエンドまで統一して展開できなかったことがネック。
ローエンドのGT210やGT220と、ハイエンドのFermiのアーキテクチャが異なると、Fermiの生産ボリュームでは、性能向上が厳しい。昔のRISCが辿った道だ。
nVidiaの弱みは製造能力に終始している気がする。
(2)開発環境
CUDAで行くのか、OpenCLに行くのか、どっちつかずになってしまった。
CUDAをオープン化しOpenCLにして、優位を維持する戦略は、現状のアーキテクチャのラインナップでは無理だったのだろう。
かつて、IRIS GLをOpenGLへオープン化しても、生産ボリュームが原因で優位を保てなかったSGIの経験がnVidiaには生きているのだ。

4.AMD
(1)性能向上力
スイートスポット戦略というより、同じアーキテクチャでローエンドからハイエンドまで展開できたことが、勝利の要因だ。
アーキテクチャ自体を進化させるだけの生産ボリュームを稼ぎだせる。
そして、AMDのトランジスタの改善能力は、GPUのマーケティングに合致する。
例えば、PhenomIIはローンチ当初とC3ステッピングでは別物で、Core i7に勝る部分もあるが、そうしたイメージはなくPhenomIIはPhenomIIだ。
しかし、GPUとしてみると、5870から5930くらいに性能が向上しているので、新ラインナップとして展開できる。
(2)開発環境
伝統的に弱く、リソースを考えても頑張りようがなく、1.5番手に位置して漁夫の利を狙うしかない。
GPGPUの市場開拓はnVidiaに頑張ってもらい、OpenCLはIntelに頑張ってもらう感じ。
実際に、IntelがOpenCLを頑張ると、AMDが凄く得をする構図になっている。

4.総合評価
AMDがいいポジションにいる。
Fushionの遅れもポジティブに作用した。
当初のスケジュールでのローンチだったら、AthlonII+790GXといった、ちょっと非力で低消費電力が売りのグラフィック内蔵CPUだった。

しかし、エンコードやデコードなど利用環境が整った段階でローンチになれば、強力なベクタ演算能力を持った新世代CPUとして認知されるからだ。

ブランド 生産数による性能向上力 開発環境による普及力
Cell × ×
AMD
Intel
nVidia

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nVidiaのFermiとCellの違い 

Cell、AMDのFushion、IntelのLarrabee、nVidiaのFermiを、生産ボリューム、処理能力、開発環境で比較する。

すると、Cellがとても苦しいことに気がつく。
ローンチの早さを活かした開発環境の充実ができなかった上、生産ボリュームの少なさが相まって、処理能力もAMDやnVidiaに抜かれた。
この挽回方法は、テレビやBDレコーダーに搭載して生産数を稼ぐほかない。結局PowerPCと同じじゃないか。

ブランド 生産ボリューム 処理能力 開発環境
Cell 年間800万 180GFLOPS ※PowerXCell8i Linux上でSDK
AMD 年間9500万 2.7TFLOPS Linux、Windows上でOpenCL
Intel 年間2億2700万 不明 Linux、Windows上でOpenCL
nVidia 年間1億2800万 不明 Linux、Windows上でCUDA

生産ボリュームはJPRから推測。CellはPS3の販売数を3年で割った。

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2009年11月 2日 (月)

nVidiaのFermiはCellを目指す

GT210やGT220などよくわからないラインナップで、nVidiaが迷走しているように見えるが、目指すところは明確で、Cellだ。

Fermiの構造の考え方は、CellのSPEとよく似ている。
まあ、並列性を高めたベクタ演算の構造は、みんな似てくるのだが。

AMDのFushion、Cell.B.E、Intelもスカラプロセッサとベクタプロセッサの組み合わせになる。

ベンダー スカラプロセッサ(CPU) ベクタプロセッサ(GPU) プログラミングモデル
東芝 P.P.E(PowerPC) S.P.E Cell SDK
AMD K10 RV8x0 OpenCL
Intel Core i Larrabee OpenCL
nVidia ARM Fermi CUDA

そう、nVidiaには、スカラプロセッサとして、ARMがある。

ARM+Fermiで、一丁あがり。

しかし、クタラギ社長の目指した世界がやってくるのだね。

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2009年11月 1日 (日)

<クーデレではなくキリデレ>キャラ追加

クーデレではなくキリデレを提唱しているが、キャラを追加。

4.東せつな-キュアパッション (フレッシュプリキュア)
 ツンデレは、キュアベリーね。

1~3は、こちら

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2009年10月 3日 (土)

CPUロードマップ IntelのCore iシリーズは危機的状況

IntelのCore iシリーズは危機的状況だと思う。

その理由は、以下の2点。

1.ある程度のTDPがないと、周波数と処理速度が維持できない。
例えば45WのTDPに収めようとすると、クロックを思い切り下げなくてはいけない。

2.膨大なL3キャッシュが必要
AMDのように、L3キャッシュをなくせばTDPが下げられるのだが、性能低下へのインパクトが大きすぎるのだろう。

つまり、65Wや45Wの低いTDPの枠に収めようとすると、Core2やPhenomに負ける。

その性能低下を回避するためのテクニックが、TurboBoostだ。
クライアントPC、ましてやインターネット利用では、シングルスレッドの性能がメインだから、体感的な性能は下がらない。

45nmではCore iシリーズは無理があるのだと思う。
次の32nmでTDPの枠が下がればもっと飛躍するはず。
まさに、AMDのPhenomの登場と同じ状況だ。

Intelは、一つのプロセスルールの中で、トランジスタの改善をしないので32nmを待たねばならない。
ここがAMDとの違いだ。

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2009年10月 2日 (金)

クーデレではない!敢えて言おう!キリデレであると!

総帥のノリだが、私は、クーデレではなく、キリデレといいたい。

きりっとしている女性がでれでれになる、そのギャップがよい。

1.キリデレの特徴
・まじめで、仕事や勉強など熱心
・感情的ではなく理知的。だが、特別に頭がよい設定はない
・おとなしいわけではない。だが、突飛な行動はしない
・無口や無愛想ではないが、フレンドリーな雰囲気ではない
・デレを想定させる、意外に女の子な一面がある
・20歳前後と年齢は高め。女子高生の年齢ではない。
・ヒロインではない。さらにヒロインになんとなく負けている。
・髪型はストレートのロングが多い

2.最近の主なキリデレ
(1)アキラ・E・フェラーリ (ARIA The Animation)
 ※アリス・キャロルはツンデレ
(2)セルベリア・ブレス (戦場のヴァルキュリア)
 ※イーディ・ネルソンはツンデレ
(3)シルヴィア・ファン・ホッセン (プリンセス・ラバー)
 ※ほうじょういんはツンデレ

キャラクターは随時追加していきたい。

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2009年9月29日 (火)

参議院選挙と自民党の取るべき道

来年の参議院選挙の結果次第で、自民党の取るべき道が分かれる。

1.民主党で単独過半数
民主党内の対立を煽り、護憲、改憲、公共事業の是非など支持基盤を軸に、政界再編を目指す。
しかし、自民党に政界再編をできる人材はいない。
ここ数十年の政界再編は全て小沢一郎氏が仕掛けてきた。
これは凄いことだ。

2.連立与党で過半数
今と変わらないだろうね。

3.連立与党でも過半数割れ
自民党、民主党の大連立を目指す。
そして民主党と一緒に、支持基盤にあわせて再編に持ち込む。
もちろん演出は小沢氏だ。

その結果、「改憲・農業・建設業・公共事業推進」の保守、「護憲・都市型労働・公共事業否定」の革新といった、二大政党政治になるだろう。
なんとなく、一昔前の、アメリカの共和党と民主党だね。

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自民党の総裁選が盛り上がらないのは野党だから

予想が思いっきり外れ、谷垣氏が総裁になった。おめでとうございます。
意外に男だね。

しかし総裁選が盛り上がらないのは、与党という枠を失った以上、政策の対立をすると、別の政党になってしまうからだ。

与党という利権があるからこそ、どれほど派閥で対立しても、党は分裂しなかった。

野党は、本気で政策論争をすると党が割れるため、今回の自民党総裁のポイントは、「世代交代」であり、「政策」ではない。

今後の自民党は、農業、建設業などの古い支持基盤をもつ議員と、都市型の支持基盤をもつ議員に、分裂する可能性がある。

都市型選挙区の議員に、「みんなの党」や「新党日本」に合流する議員は多そうだ。
そのあとみんなで民主党に合流!!

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2009年9月13日 (日)

Input Device Maniacs No.24 Kesington Orbit Optical 思考の速度に負けないホイールを超える速さ

久方ぶりに、トラックボールを購入。
Slim Bladeではなく、Kesington Orbit Opticalを、生産終了前に手に入れておきたかったから。
Cybergardenorbit00







Kesington Orbit Opticalの特徴は、以下の点。

1.ボールの大きさが、カーソルを動かす、止めるのベストバランス

ボールが小さいと、カーソルが大きく動きすぎて、細かい操作がしづらい。

逆に大きいと、ボールを頑張って動かさなくてはいけない。※だからエキスパートマウスは慣性でごろごろ転がす。

動く(速さ)、止まる(正確さ)は、ユーティリティで調整できるが、ボールの大きさのバランスがとれている。

2.ボールの転がり抵抗が極めて少ない
本当に抵抗が少ない。空中に浮いているボールを動かしているようだ。

なので、コントロールがとにかく速い。

私は、54gの軽量マウスをつまみ持ちで使用しているが、それより速い。

Input Device Maniacsで取り上げたものの中で最速。

慣れればマウスのホイールに指をかけて回すより速く、カーソルをスクロールバーにあわせて動かせると思う。

Orbit Opticalにホイールがないのはコントローラビリティを下げるからと感じた。邪魔だね。

思考の速度に負けない速さを持っている。
次回はデザインについて。

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