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2007年9月30日 (日)

「働きマン」に思う ~企業戦士、社蓄、父親の背中

「働きマン」の1巻の冒頭を読んだ。(お店で”見本”として出されていた)

とても、懐かしい、いつか来た道を読んでいる感じだ。

主人公の女性は、ちょっと昔で言う「企業戦士」「社蓄」である。

それと対照的なのが、新入社員の男性編集者で、飲み会にも付き合わず、仕事も卒なくこなそうとする男性だ。

どちらが、歴史的な流れに沿っているかと言えば、もちろん新入社員の男性編集者である。(名前覚えていません)

忙しかったり、ばたばたするのが、働いていると思うのは、大間違いで、スケジュール管理ができていないのだ。恥じなければならない。

私も、新商品発売の社内通達を切る時、ギリギリまでバタバタするのは未熟と思う。大変なのは、2、3日前までで、前日は仕上げ、当日は結構余裕。そうスケジュールを組む。ギリギリまでバタバタした商品は、トラブルも多かった。

まあ、マンガだから、バタバタ忙しそうに見せるのだろうけどね。

それはさておき、「働きマン」の主人公が男性なら、何の変哲もない、昔の企業戦士のマンガだ。
「私=仕事」というのは、企業によってうまくマインドコントロールされている「働けマン」と言った方がよい。
「私-仕事=0」だよ、「私=仕事」ってのは。「仕事しかなかった」、つまり自己のアイデンティティを、仕事や企業に依存した問題点は、散々考えられてきたのにね。

まあ、1巻の冒頭の範囲では、会社における「男」と「女」をステレオタイプに対比しつつ、男性編集者とも対比して、奥行きを出している。
その点はうまいが、あまりにも「男」と「女」がステレオタイプなのが、鼻についた。

そして、この「男」の見本が、企業戦士、社蓄なのは、主人公の父親、そして作者の父親がそうだったのだろう。(作者の家庭の境遇は知らないが)

この主人公は、かつて男性サラリーマンが辿った道を辿るのか、それとも男性編集者のように現代的思考に進歩するのか、そこが今の働く女性のリアリズムの一面を映す気がする。

今の働く女性は、自立を目指し男性同様に働いた均等法世代の女性と、腰掛けと言われ寿退社していった女性、そうした二極化した女性の働き方とは、違う姿を模索していると思う。

「働きマン」は、もう、どうでもいいので、このテーマを少し考えたい。次回。

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