いったい中国はどうなってしまったのか~紙の建物、”アオノリ?”の輸出
私が子供の頃、中国は、地道で気の遠くなるような仕事も厭わない、立派な精神を持っていた。
しかし、株式を中心とした金融が世界を席巻し始めた頃から、中国はおかしな国になってしまったと思う。
株式市場の特徴は、「チェンジ・ザ・ルール」という小説仕立ての経済の本を読むと、わかりやすく書いている。
一言で言うと、以下のとおり。
・レバレッジを掛け、少しの元手で大きく稼ぐ(PERが50倍なんてハリボテ)
・株式市場は、成長を見越して価格が付くため、実際に利益を上げるより、成長すると思わせるほうが株価が高い。(利益を上げていないライブドアの株価は高かった)
・成長すると思わせることが、大事なので、一番最初にはじめた会社だけが儲かる。Winner takes all.1位と2位との差はとても大きい。
だから、コピー商品でもなんでも、儲かりそうなところを見つけて、パッと売って、利益をかき集めて、さっと手仕舞いする、そうした商売が増えた。IT業界に多いね。
狩猟民族的というか、まさにハゲタカ。
そうした影響を受けてか、中国は、なんだか滅茶苦茶だ。
~紙のハリボテビル(7月28日付朝日新聞)
北京一の繁華街で建設中だったビルが突如完成? 実は内部は骨組みだけで、北京五輪の大気汚染対策で工事がストップ。それでは見た目が悪いと、四方に壁紙を張りつけ取り繕った。シースルーのエレベーターや利用客、大きなガラス窓も描き込む芸の細かさだ。
ビルは隣接する国際オリンピック委員会(IOC)委員らが宿泊する公式ホテルの新館。06年から建設が始まり、完成までにあと1年かかるという。場所柄 IOC委員や観光客の目に留まることもあり見栄えをよくした。遠目には本物のように見え「景観対策はばっちり」とホテルの担当者。
~アオノリ?を輸出(8月2日付朝日新聞)
北京五輪のセーリング会場となる中国山東省青島の沿岸に大量に漂着した藻について、青島市共産党委員会は2日、正体はアオノリだったとして、韓国に輸出することを明らかにした。
市党委宣伝部の王海濤副部長は北京での記者会見で「大部分は埋めて処理した。しかし、日本や韓国では食品として親しまれており、試験的に韓国に輸出する」と述べた。地元紙によると、大規模工場を造り本格的に輸出する動きもあるという。
アオノリは黄海海域で5月末に発生し、一時は五輪関連海域の約30%を覆った。人民解放軍やボランティアら延べ約15万人で100万トン以上を撤去し て、五輪には影響しないという。撤去後も異臭が残るとの指摘については「家で野菜やリンゴが腐るのと同じ自然現象で、人体に影響はない」と話した。
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