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2009年12月 9日 (水)

2010年のAMD その2

前回よりちょっと現実的に。

というか、これくらいやらないと、32nmのCore iと勝負にならないよ。
なにしろ、3.4GHzの965が、2.66GHzのCore i7-920といい勝負だから、このままでは、32nmのCore iのミドルクラスに届かない。

しかし、AMDの打つ手は、クロックアップ、キャッシュ増加、メモリコントローラの改善くらい。

いま以上のクロックアップは内部倍率が高くなりすぎ、キャッシュ増とセットでないと、パフォーマンスがあがらない気がする。
キャッシュ増加によるダイサイズ増加は経営判断なので、技術的には、メモリコントローラは伸びしろがある。

1.メモリの4枚挿しで、Quad Channel&Quad Access
C3ステッピングで、メモリの4枚挿しのエラッタ改善がアピールされた。
他にもエラッタはあるのに、なぜこれだけ?
それは、4枚挿しのQuad Channel、64bitの4分割でアクセスするQuad Accessの布石だ。

最初のFusionは、GPUとCPUをHyperTransportでつなぎ、CPUのメモリコントローラを使うから、帯域とレイテンシの改善が必要だ。
ついに、4枚挿しのUngangedモードが!!

2.L3キャッシュをeDRAM
 32nmでは、可能なら45nmでも次のリビジョンで、L3をeDRAM化。
 POWER7のL3は、eDRAMで32MBをつんでいる。
 もちろんPOWER7は、45nmで500平方mmを超えるビッグチップだが、32nmになれば16MBが250平方mmに収まる。
 eDRAMでL3の速度があがれば、Phenomの弱点をカバーできるので、一番効果的。

3.L3キャッシュを8MBに増加
 eDRAMがムリなら、4コア以下は、L3キャッシュを8MBに増加。

4.L2キャッシュを1MB化
 L3増加と、どっちが効果的かわからないが、もう両方やるしか。

4.ヒートスプレッダをアルミから銅製に変えて、威圧する

5.赤く塗って3倍速く見せる

もう、何がなんだか。
クロック4GHz、L2キャッシュ1MB、L3キャッシュ8MBで、32nmのCore iのミドルクラスと互角のはず。
もちろん、Intelが32nmで失敗する可能性はあるが、順当に行けば差が開くだろう。

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